ConoHaのVPSにArchをインストールした話
今回は勉強会やイベントでたびたび頂いているGMOインターネット株式会社のConoHaのクーポンを有効活用しようと思いConoHaのVPSに普段から利用しているArchLinuxをインストールして見ました。実機にインストールしている方法と殆ど変わらないので以下に記述する方法で実機にインストールもできると思います。
VPSのメモリ2GBのディスク200GBの構成で契約したので今回はこれにインストールしていきます。
契約後VPSを選択しOS再インストールを選択しインストールイメージでArchLinuxを選択し、ディスク構成の割り振りを200GBすべてにしました
設定できたらVPSを起動しArchLinuxをインストールしていきます、起動したら
パーティションから設定していきます
# cfdisk /dev/vda
僕は
boot 200MB
swap 4GB
その他 全て
という風に大まかに最低限動くぐらいにしました
パーティションが設定できたら設定を適応するためにVPSを再起動します。
再起動したらキーボード配列を設定しておきます
# loadkeys jp106
先ほど設定したパーティションをフォーマットしていきます
# mkfs.ext4 /dev/vda1
# mkfs.ext4 /dev/vda3
swapを設定します
# mkswap /dev/vda2
# swapon /dev/vda2
インストール先をマウントしていきます
# mount /dev/sda3 /mnt
# mkdir /mnt/boot
# mount /dev/sda1 /mnt/boot
接続するサーバーを設定します、とりあえずjaistに設定しておけば間違いないし早いかなって感じですかね
# nano -w /etc/pacman.d/mirrorlist
以下を探してコメントアウトするか直接書き込むかします
Server = http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/ArchLinux/$repo/os/$arch
ベースシステムを入れてあげます
# pacstrap /mnt base base-devel
fstabを設定します
# genfstab -p /mnt >> /mnt/etc/fstab
ここから先はchrootで作業していきます
# arch-chroot /mnt
ロケールを設定します
# nano -w /etc/locale.gen
以下のコメントアウトを外すか直接書き込みます
en_US.UTF-8 UTF-8
ja_JP.UTF-8 UTF-8
ロケールを適応します
# locale-gen
タイムゾーンを設定します
# ln -s /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtime
ホストネームを設定しますここではArchにしていますが、自由に設定してください好きな女の子(二次元三次元問わず)などの名前を付けて愛してる方もいるようです。
# echo Arch > /etc/hostname
キーマップを設定します
# echo KEYMAP="jp106" > /etc/vconsole.conf
rootのパスワードを設定します
# passwd
起動時にインターネットに自動接続するようにします
# systemctl enable dhcpcd@eth0.service
パッケージをインストールする前にパッケージのデータベースを更新しておきます
# pacman-db-upgrade
grubをインストールしていきます
# grub-install --target=i386-pc --recheck --debug /dev/vda
# grub-mkconfig -o /boot/grub/grub.cfg
インターネット接続に必要なものと好きなエディタをインストールしておきます
# pacman -S ifplugd wireless_tools net-tools wpa_supplicant wpa_actiond dialog networkmanager openssh emacs
chrootから抜けます
# exit
VPSをシャットダウンしインストールディスクを排出しますその後再起動をし無事ログイン画面が表示されたらインストール成功です
ConoHaのVPSにArchインストールできたよー http://t.co/CzUqAxSeAY
— たけのこさん@JKっぽさ (@t4k3nok0) January 8, 2015
ArchLinuxはパッケージの更新も早いし情報量も多くとても扱いやすいディストリでとてもお勧めです。